【誰でもできるインバウンド調査】オープンソースから探る地域観光資源の価値
インバウンド誘客に向けて、地域にある観光資源が訪日旅行者からどう評価されているか把握するために役に立つツールとしてのTripAdvisorの使い方を解説します。誰でも扱える無料のオープンソースなので、活用しない手はありません。
K.Nishimura
2024年05月28日
弊社は、月間UU数約230万人の訪日ポータルサイトjapan-guide.com(以下、ジャパンガイド)の国内総代理店を務めています。
japan-guide.comでは2017年よりYouTubeの公式チャンネルを運営しています。
2021年9月現在103本の動画を掲載しており、チャンネル登録者数は20.8万人にのぼります。
ジャパンガイドのチャンネルでは大きく分けて3つのカテゴリの動画が掲載されています。
今回は、前回紹介させていただいた「Travel Reports」のように飛び抜けたアクセス数の動画はないものの、10万回再生を超える動画が半数以上を占める「How to」形式の動画について紹介させていただきます。
図表1 How to動画 再生回数トップ5

図表1から読み解ける特徴の一つが、日本独自の文化体験への関心が高いという点です。
1位の「How to stay at a Ryokan」の動画では、予約からチェックイン、食事、チェックアウトまでの流れを説明しています。さらに、単なる宿泊場所としてではなく、畳や布団、浴衣等の日本独自の伝統文化を体験できる場所として旅館を紹介しています。
異なるカテゴリですが、日本食について紹介している「Japanese Food」の動画も2021年9月現在で43万を超える再生回数となっています。
旅の中で、自国にはない文化を体験したいというニーズがうかがえる結果となっています。
もう一つの特徴が、訪日旅行に関する具体的な情報へのニーズが高いという点です。
2位の「How to use trains in Japan」、4位の「How to get from Kansai Airport to Osaka & Kyoto」の動画は、外国人観光客のほとんどが移動手段として利用するであろう電車・新幹線についての解説動画です。
乗車方法、チケットの購入方法、Japan Rail Passのカバー範囲、電車の種類(新幹線、特急電車、急行、快速、各駅の差異について等)などについて事細かに紹介しています。
また、3位には成田空港、5位には関西国際空港という訪日外国人観光客にゲートウェイとして最もよく利用されている二つの空港に関する動画がランクインしています。
いずれもイミグレや税関で必要となる情報、空港から都市部へのアクセス情報などを紹介する内容となっています。
図表2 各動画とチャンネル全体の国別アクセストップ5

図表2から読み取れるように、「How to stay at a Ryokan」の動画は欧米豪圏からのアクセスが中心となっています。
japan-guide.com本サイトのRyokanページでも上記同様、欧米豪圏からのアクセスが多い傾向にあります。
欧米豪圏の人々の間で、旅館などの伝統文化を体験したいというニーズが高いということが改めて読み取れます。
一方、2位以下の動画は幅広く様々な国からアクセスがされています。
5位の「Kansai Airport to Osaka & Kyoto」の動画については、関西国際空港がアジアからの便数が多い影響か、他の動画と比較しても東南アジアの国々からのアクセスが多いのが特徴的です。
みなさんが欧米豪圏向けの施策を練るうえで、これらの情報が参考になりましたら幸いです。
ジャパンガイド事業についての詳細:https://www.export-japan.co.jp/solution_services/japanguide/
インバウンド誘客に向けて、地域にある観光資源が訪日旅行者からどう評価されているか把握するために役に立つツールとしてのTripAdvisorの使い方を解説します。誰でも扱える無料のオープンソースなので、活用しない手はありません。
K.Nishimura
2024年05月28日
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K.Nishimura
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