シリーズ第二弾!「100円均一ショップ」Webサイト 多言語対応を調べてみた
制作・開発シリーズ第二弾!身近なものを扱う企業の“多言語対応サイトの検索、今回は「100円均一ショップ」について調べてみました。
今や100円ショップは、誰もが一度は行ったことがあるお店ではないでしょうか?
もはや私たちの生活の一部であり、生活を豊かに!頼もしく!支えてくれる存在です。
又、最近ではもう1ランクアップの300円、1000円といった均一ショップも多数展開していて、“プチプラ”人気の勢いはすごいですね~。もちろん私も、100円ショップ愛好家でございます!!
世界のダイソー
100円ショップといえば、先ず先に挙がるのは、「DAISO(ダイソー)」ではないでしょうか。
世界26の国と地域で販売されています。
グローバルブランドとしての知名度も定着し、店内では外国人や、お土産を買う海外からお客さんの姿もよく見られますね!
引用:公式サイトより https://www.daiso-sangyo.co.jp/recruit/daiso/oversea
100円(300円)均一ショップの公式サイト多言語対応状況
上記表には記載がないのですが、「Watts」の海外ブランドとして、東南アジアを中心に「KOMONOYA(こものや)」、中国で「小物家園(こものかえん)」という均一ショップを展開しています。
SNSの活用
さて、リサーチをしながら全体的に共通の傾向があることに気がつきました。
「DAISO(ダイソー)」を除き、多言語対応はわずかなのに対して、ほとんどのショップが、SNSを活用したマーケティングやプロモーションを展開している!ということです。その中でも、Instagramの活用が最も多いことがわかります。
Instagramは写真がメイン(つまり、視覚的効果が高く、ひとめで分かりやすい)のSNSということもあって、商品との相性もよく、訴求力もあって効果的なツールといえるかもしれませんね。しかも、写真は「世界の共通言語」という強みもあります。一方で、継続して魅力的な写真を投稿していくのは大変だろうなと感じます。
それぞれの特性を理解しながら、他のSNSやコンテンツと連携させ活用できることが、より効果的な結果に結びつくのかもしれませんね。
\社内の外国人スタッフにきいてみた/
メンバー紹介:
劉(中国)、デキ(インドネシア)、アリシア(スペイン)、ロマン(フランス)
Q: 100円ショップは、よく利用しますか?
A: 全員:Yes!!!
→ 劉 :毎週行きます。用事がなくても(笑。
→ デキ :まずは100均へ!
Q:どんなものを買いますか?
→ 劉 :収納用品
→ デキ :食器類、キッチン用品
→アリシア:食器類、ラッピング用品
→ロマン :掃除用具
Q:日本の100円ショップって、どんな印象ですか?
A:全員
すごく便利!キレイで、店内が明るくて、商品のクオリティが良いと思う!
→アリシア:変な商品もあって面白い(笑。 商品説明のタグが多言語展開。スペイン語もあるが、不思議なかんじ!
Q.皆さんの国には、均一ショップってあるの?
→ロマン:「Monoprix」(Mono=1つ Prix=値段)というスーパーがあります。でも、値段は単一価格ではありませんので要注意です。笑 他にも100円ショップではないけど、「2ユーロショップ」 があります。
引用:公式サイトより http://www.cest2euros.com/
→アリシア: 「Toda a 1 euro」(全部1ユーロ)」というお店があります。ユーロ統一前は、「Toda a 1 cien」(全部100ペセタ) という名前でした。大抵お店のオーナーは中国人!!店内の商品は、100円ショップと似ているけど、クオリティーがイマイチ・・店自体もあまりキレイじゃない。
→ 劉 :「MINISO」(名創優品)!「ユニクロ」と「無印」をミックスしたような感じの店(笑。 で、すごく人気があります。日本にも店舗がありますよ!中国国内での商品単価は10元~(約170円 )で、「ダイソー」の10元と同価格! でも、商品の質が良いダイソーの評価はとても高いです。
引用:公式サイトより http://miniso.jp/index.php
→ デキ :ローカルブランドはありません。
「ダイソー」がインドネシアにもあります。しかし、割高になってしまうため(日本円で約250円)手軽なイメージではないです。ユニークな日本の雑貨を探すマニア層には人気がありますね。
まとめ
日本での100円ショップが、海外では1.5~3倍近い価格設定になっていることが、データや、スタッフのコメントからもわかります。
以前私が住んでいた台湾では、39元(約143円)でした。これは単純にレート換算しただけです。ちなみに、39元で朝食が食べられ金額です。おそらく、インドネシアの250円はそれ以上の価値に相当するはずです。
日本の定番商品が現地でも手に入って、“日本ブランド”という付加価値がついて、“高級な(手軽でない)イメージ”になっているのでしょうね。
そんなこともあって、当時の私は日本へ帰国するたびに、大量にまとめ買いをしていたものです。ショップを訪れる外国からのお客さんたちも、そのあたりの事情もきっとよくご存知なのでしょうね!!
これは、「ダイソー」に限ったことではなく、「ユニクロ」や「無印」などといったブランドにつても同様のことが言えます。
こちらのブログ「お手軽アパレルのユニクロがインドネシアで高め」でも紹介しているので、是非またご覧ください!!