ネイティブコンサルティングとは? 外国人視点を活かす新しいアプローチ
弊社エクスポートジャパンが日常的に使用するキーワードとして、「ネイティブコンサルティング」や「ネイティブ・外国人目線」があります。その本質や特徴とはどういうものなのでしょうか?
K. Wozniak
2025年09月03日

こんにちは、グローバルチームのデキです。
日本は自然災害が多く、緊急事態に巻き込まれるケースがあります。その際、日本語が通じない外国人観光客はものすごく不安を感じると思います。日本語の注意報を英訳にするだけでも、外国人が得られる情報量・安心感はかなり違いますが、そもそも英語での注意報の書き方がふさわしいかについて記載します。
注意報を出す側と受ける側によってアプローチ異なりますが、オーストラリア政府が出した注意報マニュアルから幅広い場面に使われる英語注意報の作成ポイントをいくつか紹介したいと思います。
オーストラリア政府注意報マニュアル:(英語のみ)
https://knowledge.aidr.org.au/media/6252/guideline-warnings-choosing-your-words.pdf
政府機関からの注意報を翻訳するときは、ていねいな言葉を使いたくなります。しかし、逆にわかりづらくなる可能性もあります。
例えば、「消防車」のことを表す英語は、2つの言葉があります:
A)fire truck
B)fire engine
本来、別タイプの消防車を表す言葉になりますが、注意報で書く場合は、Aの「fire truck」が一番ふさわしいです。本当は「fire engine」の方が先に現場に到着するのだとしても、「truck」は比較的短くてわかりやすいからです。
他の参考事例:(右の方がふさわしい)
英語の場合、文章が長いほど読みたい気持ち(音声の場合は聞きたい気持ち)が薄くなる恐れがあります。まず、カンマ「、」の利用は最低限にとどめる方が良いです。また、一つの長い文章より、複数の短い文章の方が読み取りやすいと考えられます。
英語では能動態の方がわかりやすいと考えられます。能動態で文章を作ると必ず主語が必要になって、
各動作の主体が明確になるからと考えられます。
例えば:
Evacuations are in progress. 避難が行っています。
この文章は、誰が避難しているのか明確になりません。
より良い文章は以下の通りです:
Residents of Tokyo are evacuating now.
東京都民は現在避難しています。
英語で注意報を作成・翻訳する際に「短い」「一般的」「能動態」は大事です。公式注意報だからと、ていねいに翻訳すると逆効果の恐れがあるため要注意です。
アドバイスではありませんが、マニュアル内の印象に残った文章は:
「People are ‘information hungry’ during emergencies」
「緊急事態の中では、人は情報をより欲しがるようになる」
たしかに緊急事態で何が起こるかわからない中で、ほんの少しの情報でもどれほど貴重なのかは共感できることです。だからこそ、特に各情報の正確さを確かめる暇が無い中では、いち早く正確な情報を届ける必要があります。
弊社エクスポートジャパンが日常的に使用するキーワードとして、「ネイティブコンサルティング」や「ネイティブ・外国人目線」があります。その本質や特徴とはどういうものなのでしょうか?
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